落ち着いたシルバーデザインのロジクール初一般向けメカニカルキーボード - K840(ロジクール)

ロジクールK840 有線キーボード[USB・Win] Romer-Gメカニカルスイッチ

価格:9,990円
(2017/7/25 23:31時点)
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ロジクールから、一般向けでは初のメカニカルキーボードが登場しました。高品質なマウスで定評のあるロジクールですが、高級キーボードでは定番となっているメカニカルキーボードにはあまり積極的ではありませんでした。最近になってやっと、ゲームングキーボードG413でメカニカルキーボードが登場したばかりで、K840はG413の成果を一般向けにしたような製品となっており、遠目に見る程度には同じ製品に見えるでしょう。

デザインを詳細に見ていきましょう。形状はシンプルで、上から見ると角を丸めた長方形となっています。横から見ると、プラスチックの土台の上にアルミの板を貼り合わせてあり、キーがキノコのように飛び出しています。最近のゲーミングキーボードでしばしば見られるキーの根本を隠さない構造です。基本に忠実なK840ですが、このキノコ型のキーは、一般向けキーボードの中では、いくらか個性的的です。色もシックで、キーはダークグレー、ベースはシルバーとなっています(図「K840右上部分」)。キーは黒と言っても良いくらいですが、よく見ると完全な黒と言うには不十分で、実際G413の黒いキーと比べるとダークグレーであることがわかります。キーの文字は白となっています。土台の色はアルミの板によりシルバーですが、細かな梨地となっており、さらさらした手触りです。なお、G413では横向きのヘアラインでもう少しきらびやかです。右上にはロジクールのロゴが、白や黒ではなくグレーで描かれています。以上をまとめて見ると、K840は落ち着いたデザインになるように努力されていることがわかります。土台はアルミですが金属光沢でギラギラしないように梨地とし、キーもシルバーの土台とのコントラストが強くならないようにダークグレーとなっています。

K840右上部分

仕様は基本に忠実で、キーはテンキーのある108キーのフルキーで配列も標準です。インタフェースは有線のUSB接続となっています。また、高級メカニカルキーボードらしく重量は910gと重めとなっています。

ロジクール初のメカニカルキーボードK840をご紹介しました。メカニカルキーボードで、黒や白ではないモノトーンのキーボードが欲しいという場合には有力な選択肢となるでしょう。もちろん、タイプ感の好みがあるので実際に使用感を試すのは必須となります。