すみまで楽に塗れるなめらかデザインのスティックのり - GLOOスティックのり(コクヨ)

コクヨ グルー GLOO スティックのり(しっかり貼る)Mサイズ タ-G302

価格:243円
(2019/5/19 05:19時点)

GLOOスティックのり(しっかり貼る)パッケージ

紙をでこぼこにせず、便利なスティックのりですが、紙の端や角にのりをぬるためにしばしば手間がかかります。これは、机にのりがつかないように遠慮してしまうというだけでなく、スティックのりが円柱状であることが原因です。 紙の端を塗ろうにも、円柱状なために、ぬっている中央部分ばかりぬられ、端はあまりぬられません。また、円柱状なので、形状が合わない角の部分のぬり残しが大きくなります。そこで、登場するのがコクヨのGLOOシリーズのスティックのりです(図「GLOOスティックのり(しっかり貼る)パッケージ」)。のりの形状を四角柱にすることで、端や角をぬりやすくしています。四角柱なので、ぬっている中心も端もおなじようにぬられ、角にも深く届きます。設計上そうなっているだけでなく、実際に使用してみてもその便利さは、はっきりわかるくらいです。

立てたGLOOスティックのり(しっかり貼る)

機能性を向上させるだけでなく、現代の製品らしく審美的なデザインにも力が注がれています。基本的にはスティック状ですが、一方は円、もう一方は円より少し小さな正方形となっており、異なる形状がなめらかにつながれています。四角いのりと、回すと出てくるという構造を、形状で表現しているのでしょうか。ふたをして立てるときは、のりが出てくる丸くて大きな方を下にします(図「立てたGLOOスティックのり(しっかり貼る)」)。色はのりのイメージに合う白で、ふたをして立てたときに上に来る正方形の部分に、GLOOスティックのり(しっかり貼る)ならグレー、GLOOスティックのり(色が消える)ならライトグリーンというようにアクセントカラーが入っています。側面には、ライトグレーのGLOOのロゴが入っています。形状も色合いも、なめらかでモダンな感じです。ただ、ちょっとわかりにくいところもあり、のりを出すときに回すのが正方形で、正方形ののりがせり出してくる方が円になっています(図「ふたを開けたGLOOスティックのり(しっかり貼る)」)。

ふたを開けたGLOOスティックのり(しっかり貼る)

GLOOは貼ることに注目した製品シリーズであり、スティックのり以外には、テープのりや瞬間接着剤、テープカッターなどに展開され、優れたデザインも製品の特性に応じて展開されています。デザインは、Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれるなど世界的に活躍するデザイナー佐藤オオキ氏によるものです。

機能性、デザイン性に優れたGLOOスティックのりをご紹介しました。デザインを生活に取り入れるだけでなく、生産性の向上も行いたいのなら、ちょうど良い製品となるでしょう。高価でもなく消耗品なので、試しに取り入れることも容易なはずです。

グルー GLOOスティックのり(色が消える)Mサイズ【コクヨ】タ-G312

世界最細の消しゴムを繰り出せるモダンな多機能ペン - locus 43010 3way Pen(フエキ)

メタフィス ローカス 3ウェイペン 43010METAPHYS locus 3WAY PEN

価格:5,400円
(2017/10/30 17:23時点)
感想(2件)

多機能ペンには、様々なものが登場していますが、その中でも個性的なのがMETAPHYS(メタフィス)によりデザインされ、不易糊から製造販売されているlocus 34010 3way Penです。機能の切り替えは軸を回転させて行い、シャープペンシル、黒ボールペン、そして本製品の目玉である消しゴムが切り替わります。

形状は、先端部以外太さの変わらない2つの円柱を縦につなぎ、ペン先を丸く尖らせ、反対側に傘の柄のようなJ字型のクリップを付けた形状で、中々前衛的です(図「locus 43010 3way Pen「シルバー」」)。ペンの軸に対して、並行の直線で構成し、斜めの直線を作らないようになっており、すっきりした印象を与えます。ペン本体は、段階的にしか太さが変わらず斜めの線はなく、通常斜めの線のあるペン先はほぼ半球で、後部のクリップも曲げる必要のある部分は半円風の曲線となっています。アクセントとなる後部のJ字型のクリップは、細い棒状のものを曲げたような形状をしており、これがノックされる部分も兼ねているため、太いノック部分が不要となり、繊細な印象を与えます。表面は、ペン先側の円柱に「43010 locus 3WAY PEN」、もう一方の円柱に「METAPHYS」と目立つように描かれており、退屈すぎないようになっています。

locus 43010 3way Pen「シルバー」
locus 43010 3way Pen「シルバー」

カラーバリエーションは「ホワイト」(白、つやあり)、「シルバー」(シルバー、マット、図「locus 43010 3way Pen「シルバー」」)、「ブラック」(黒、マット)とシックな色合いで、どこでも使え、他のステーショナリーと合わないことも少ないでしょう。「ホワイト」のみがつやありで、かなり明るく涼しげな印象になっています。「シルバー」、「ブラック」はマットであり、かなり落ち着いた印象となっています。カラーバリエーションを選ぶときには、表面加工も見て決めると良いでしょう。

使い勝手ですが、シャープペンシル、ボールペンともに書き心地は普通な印象です。もちろん、多機能ペンなので、単機能ペンより多少安定感が劣りますが、多機能ペンの中では優れた安定性を持っています。シャープペンシルでは、ノックする部分が細いのが少し気になるところです。力がかかるにもかかわらず細いため、指の一部に集中して力がかかって押し心地が良くありません。曲がりはしないかと心配になるところですが、普通に使う分には大丈夫そうです。locus 43010 3way Pen最大の特徴であるノックで繰り出せる消しゴムですが、直径が2mmと世界で最も細く、適度な硬さがあるので、文字の一部分など消したい部分のみをピンポイントで消すことができます。逆に何行もまとめて消すような場合には向きませんので、用途によっては普通の消しゴムも用意したほうが良いかもしれません。そもそも、ネジ型という非常に特徴的な形状の普通サイズの消しゴムであるvissとのセット商品もあるくらいです。また、気になる人は、消しくずが、ペンの内部に入り込んだり、消しゴムの先端がペン先内部に付着したボールペンのインクが付着するするのが気になるかもしれません。

このシャープペンシルと同じスタイルの消しゴムというのは、動きの少なさや安全性に優れます。消しゴムを使うとき、locus 34010 3way Penでは書いていない方の手でペンを回すだけですが、普通の消しゴムでは持ち替えが生じます。シャープペンシルのノック側の消しゴムを使う場合、動きの大きさはあまり差がないでしょうが、片手ですみます。しかしながら、ペン先が上に来るため、はずみで顔や目をつく可能性が大きくなってしまいます。また、普通のシャープペンシルより少し太い程度の多機能ペンで、これほど本格的な消しゴムを内蔵している製品は他にないと思われます。

シャープペンシルや消しゴムの芯の入れ替えですが、若干の注意が必要です。ペン先の溝が分離ポイントに見えますが、それは誤りで、太い円柱と細い円柱で分離し、手順は単に引き抜くだけです。内部は消しゴム以外は多機能ペンの定番の部品が使われています。消しゴムの芯だけは独自の部品なので、長年の使用で入手できるかどうかが気になるところです。また、気になる人には、分離したペンを戻してはめ込むときに、「43010 locus 3WAY PEN」と「METAPHYS」の並びが気になるかもしれません。文字がきれいに並ぶのが、ボールペンが出ているときなのか、シャープペンシルと消しゴムの間の何も出していないときなのか、気になってしまうかもしれません。大手メーカーの多機能ペンでは、意外にこのような問題が起こらないようになっています。

製品自体の問題ではありませんが、名称があまり安定していないのは残念です。フエキの製品サイトでは、商品名は「ローカス 3ウェイペン」、この商品名を掲載している表のトップには「locus 43010 3way Pen」、METAPHYSの製品サイトでは、タイトルは「locus 43010 3way Pen」、品名は「locus(ローカス・ペン)」、Amzonでは、「METAPHYS 3WAYペン locus(ローカス) 43010」とバラバラです。

今回は、ノック式消しゴムを内蔵した多機能ペンlocus 43010 3way Penをご紹介しました。機能面では、利便性と安全性に優れた世界最細のノック式消しゴムを内蔵し、デザイン面では、個性的ながらシックでどこでも使えるようになっているなど非常に注目度の高い製品です。ただし、大人のステーショナリーという感じの5,000円という価格なので、なくさないように注意したいものです。

●●【METAPHYS│メタフィス】locus ローカス 3Way Pen & Viss ビス イレイザー 43013消しゴム/ボールペン/レフィル/シャープペン/シャーペン/【コンビニ受取対応商品】【RCP】

価格:5,400円
(2017/10/30 17:23時点)
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