パンの袋を閉じるアレがグッドデザイン賞受賞-バッグ・クロージャー(クイック・ロック・ジャパン)

パンの袋を止めるアレことバッグ・クロージャーは、東大レゴ部で作られたりと色々話題にのぼるアイテムですが、ついにグッドデザイン賞を受賞しました。受賞企業はクイック・ロックの日本法人で、埼玉県にあるクイック・ロック・ジャパンとなっています。このバッグ・クロージャーは、日本では約40年の歴史があるためか、グッドデザイン賞の中のロングライフデザイン賞となっています。

バッグ・クロージャーは、出荷時には機械による取り付のために約4000個を横につなげたロール状になっており、消費者が見る姿と業者の見る姿では大きく異なっています。色は水色が定番ですが、他には「レッド」、「オレンジ」、「ベージュ」、「ブルー」、「グリーン」、「イエロー」、「ホワイト」の7色が用意されています。

すみまで楽に塗れるなめらかデザインのスティックのり - GLOOスティックのり(コクヨ)

コクヨ グルー GLOO スティックのり(しっかり貼る)Mサイズ タ-G302

価格:243円
(2019/5/19 05:19時点)

GLOOスティックのり(しっかり貼る)パッケージ

紙をでこぼこにせず、便利なスティックのりですが、紙の端や角にのりをぬるためにしばしば手間がかかります。これは、机にのりがつかないように遠慮してしまうというだけでなく、スティックのりが円柱状であることが原因です。 紙の端を塗ろうにも、円柱状なために、ぬっている中央部分ばかりぬられ、端はあまりぬられません。また、円柱状なので、形状が合わない角の部分のぬり残しが大きくなります。そこで、登場するのがコクヨのGLOOシリーズのスティックのりです(図「GLOOスティックのり(しっかり貼る)パッケージ」)。のりの形状を四角柱にすることで、端や角をぬりやすくしています。四角柱なので、ぬっている中心も端もおなじようにぬられ、角にも深く届きます。設計上そうなっているだけでなく、実際に使用してみてもその便利さは、はっきりわかるくらいです。

立てたGLOOスティックのり(しっかり貼る)

機能性を向上させるだけでなく、現代の製品らしく審美的なデザインにも力が注がれています。基本的にはスティック状ですが、一方は円、もう一方は円より少し小さな正方形となっており、異なる形状がなめらかにつながれています。四角いのりと、回すと出てくるという構造を、形状で表現しているのでしょうか。ふたをして立てるときは、のりが出てくる丸くて大きな方を下にします(図「立てたGLOOスティックのり(しっかり貼る)」)。色はのりのイメージに合う白で、ふたをして立てたときに上に来る正方形の部分に、GLOOスティックのり(しっかり貼る)ならグレー、GLOOスティックのり(色が消える)ならライトグリーンというようにアクセントカラーが入っています。側面には、ライトグレーのGLOOのロゴが入っています。形状も色合いも、なめらかでモダンな感じです。ただ、ちょっとわかりにくいところもあり、のりを出すときに回すのが正方形で、正方形ののりがせり出してくる方が円になっています(図「ふたを開けたGLOOスティックのり(しっかり貼る)」)。

ふたを開けたGLOOスティックのり(しっかり貼る)

GLOOは貼ることに注目した製品シリーズであり、スティックのり以外には、テープのりや瞬間接着剤、テープカッターなどに展開され、優れたデザインも製品の特性に応じて展開されています。デザインは、Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれるなど世界的に活躍するデザイナー佐藤オオキ氏によるものです。

機能性、デザイン性に優れたGLOOスティックのりをご紹介しました。デザインを生活に取り入れるだけでなく、生産性の向上も行いたいのなら、ちょうど良い製品となるでしょう。高価でもなく消耗品なので、試しに取り入れることも容易なはずです。

グルー GLOOスティックのり(色が消える)Mサイズ【コクヨ】タ-G312