フラットデザインの11型VAIOのピンクモデル - VAIO S11(2018年春モデル)(VAIO)

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VAIOからVAIO S11(2017年9月モデル)が登場していましたが、CPUをKaby Lake Refreshに更新した2018年春モデルが登場し、新色「ピンク」が登場しました。製品カテゴリとしては軽量モバイルノートPCとなりますが、このカテゴリの基本的な特徴はこちらをご覧下さい。

VAIO S11(2018年春モデル)「ピンク」
VAIO S11(2018年春モデル)「ピンク」

基本的な仕様を見ていきます。ディスプレイは11.6型とコンパクトで、解像度はフルHDの1920×1080ドット、タッチには非対応です。標準モデルの性能面ですがCPUはCore i5-7200U(2.5GHz)やCore i3-7200U(2.4GHz)、メモリは4GBと小さめですです。バッテリ駆動時間は15、16時間と十分な長さ、重量は850gから860gとかなり軽量です。価格は16万円以上と、VAIOらしく高価格です。カスタマイズモデルだと選択肢は格段に広がり、例えば、CPUはCore i7やCeleron、メモリは8GBや16GBなどから選べますが、価格も最高で40万円程度になります。また、今回はALL BLACK EDITIONと呼ばれるシリーズがカスタマイズと標準モデルに登場しており、真っ黒いデザインと、Core i7-8550Uが採用されるなど今回のVAIO S11シリーズ最高レベルの性能を特徴としています。価格も通常のカスタマイズモデルの最高価格よりALL BLACK EDITIONのカスタマイズモデルの最高価格の方が若干高価です。なお、標準モデルの「ピンク」はCPUがCore i3しか選択できないところが注意ポイントです。カスタマイズモデルであれば「ピンク」でも高性能な構成が選べます。

デザインは基本的に、VAIO S11(2017年9月モデル)を踏襲しています。最近のVAIOシリーズにおいてピンクは定番カラーであり、現行のVAIO S152016年のVAIO S11でもピンクのモデルがあるのですが、これらのピンクは色も質感も同じものとなっています。今回のモデルの「ピンク」も、天板はこれまでのVAIOのピンクと共通なのですが、キーボード面のメタリックピンクが新しく登場したことになります。色としては、Macbookのローズゴールドのような、一目でわからないようなピンクではなく、他の色と見間違えのない明るいピンクが使われています。キーボード面の質感はVAIO S11(2017年9月モデル)と同様で、金属製で横方向のヘアラインが入っています。PC業界のデザインという視点で見ると、Macbookのローズゴールドあたりから始まる近年のノートPCのメタリックピンクがVAIOにも本格的にやって来たということになります。

今回は、VAIO S11(2018年春モデル)「ピンク」のご紹介しました。モデル選択が多少複雑ではありますが、デザイン性の高いピンクのモバイルノートパソコンを探しているならかなり有力な選択肢となるでしょう。

角を丸めた行灯型デザインの製品群 - SRS-ZR7、h.ear go(SRS-HG1)などのスピーカー(ソニー)、PIXUS TS8030、PIXUS TS6030などのプリンタ(キャノン)

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四角い行灯の木の枠を丸めたようなデザイン、すなわち、直方体や立方体の辺を強調した上で角や辺の丸みを持たせたデザインが、複数のメーカー、複数ジャンルの製品に登場しています。

現在最も有名なこのタイプのデザインは、ソニーのスピーカーではないでしょうか。現在のソニーのスピーカーの定番デザインの一つと言えるくらいで、SRS-ZR7h.ear go(SRS-HG1)SRS-X99SRS-X11(下の写真)など多数登場しています。ソニーのこのタイプのデザインは、多少歴史があり、2013年に登場したスマートフォンのXperia Z(SO-02E)、こちらも2013年に登場したタブレットPCのVAIO Tap 11などに採用されています。また、ソニーで行灯型の製品といえば、画質とデザインにおいて革新をもたらしたブラウン管カラーモニターであるプロフィール・プロに行き着くのかもしれません。

SRS-X11(SONY)
SRS-X11(SONY)

このようなデザインはキャノンのプリンタPIXUS TS8030PIXUS TS6030PIXUS TS5030にも登場しています。ソニーの製品と比べると大型ですが、直方体を基本として、辺を強調する線や塗り分けがあり、角や辺を強く丸めるという基本は変わりません。時期から考えると、ソニーのデザインを意識した製品なのかもしれません。それなりにデザインに力を入れた製品で、PIXUS TS8030(下の写真)に関しては、カラーバリエーションも「ブラック」、「ホワイト」、「レッド」、「ブラウン」と4色も用意されています。

PIXUS TS8030(キャノン)の角の部分
PIXUS TS8030(キャノン)の角の部分

複数のメーカー、複数の製品ジャンルに渡って展開されている角を丸めた行灯型デザインの製品群をご紹介しました。デザインを色だけでなく形状まで揃えたい場合などに有効ではないでしょうか。

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