中空デザインの超軽量マウス - EGG MOUSE FREE(エレコム)

エレコム ワイヤレスマウス [EGG MOUSE FREE] 3ボタン ホワイト M-EG30DRWH

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EGG MOUSE FREE M-EG30BRWH ホワイト エレコム (分類:マウス)

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中空で骨組みだけのような斬新なデザインにより、エレコム30周年にちなんだ30gを実現した超軽量マウスEGG MOUSE FREEが登場しました。この30gという軽量は、トラス構造を取り入れた基本設計やねじ1本の重さまで突き詰めた設計により実現されています。ワイヤレスとなっていますが、Bluetoothモデルと2.4GHzワイヤレスモデルの2種類が用意されています。2.4GHzワイヤレスモデルの方はUSBのレシーバがありますが、使用しないときにはマウスに内蔵可能です。

エレコムの象徴的な製品であるエッグデザインのマウスを踏襲しながら、斬新なデザインが実現されています。せっかく中が見えるということで、「ホワイト」に関しては、ベースカラーに白を、内部とホイールに黄色を使用することにより、卵の殻と黄身を、配色だけでなく3次元の構造まで見事に表現できています。

カラーバリエーションは、「ブルー」、「ホワイト」があり、Bluetoothモデルにだけに「ブラック」が、2.4GHzワイヤレスモデルだけに「ピンク」があります。「ホワイト」は、上で述べたように、卵を再現すべく白と黄色のツートンカラーとなっていますが、それ以外は、単色です。「ブルー」、「ピンク」は明るく、鮮やかな色合いで、「ブラック」は普通の黒のようです。また、2.4GHzワイヤレスモデルのレシーバも、抜き差しするときに手に持つ部分がマウス側の色と統一されているところも、デザインへのこだわりを感じさせます。

30gという軽量はモバイル用途に良いかも知れません。不使用時にかさばらないことを狙った、同社のこれもまたユニークな変形モバイルマウスM-CC1BRで40g、マイクロソフトのこちらもユニークな変形モバイルマウスArc Touch Mouse Surface Edition(E6W-00008)で81.9gのように、他のモバイルマウスと比較しても圧倒的な軽さです。体積より重量を抑えたい場合にはもってこいのマウスです。また、軽量ながら十分な大きさが確保されているのも見事なところです。

心配な点は、軽量を圧倒的に最優先したことです。軽量すぎるが故の操作感が心配なところです。消費電力の小さな赤外線LEDが採用とのことですが、読み取り性能ならレーザー式などの方が優れているとエレコム自身のページにも記述があります。バッテリーの重量増加を防ぐためでしょう。とはいえ、圧倒的な軽量、そうでありながら手になじむ十分な大きさ、個性的なデザインという魅力を損なうほどではないでしょう。

EGG MOUSE FREE M-EG30DRBU ブルー エレコム (分類:マウス)

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組紐による個性的なデザインのLANケーブル - BRAID LAN CABLEとBRAID USB CABLE(協和ハーモネット)

最近は、モバイル通信や無線LANの普及で、LANケーブルが使われる頻度も減りましたが、安定性、速度、セキュリティから有線LANを使いたい場合もあるでしょう。その中でも、持ち運んであちこちで使うLANケーブルや、机の裏から手元まで伸びるノートPC用のLANケーブルは、人目に触れることもあり、ちょっとこだわりたいものです。

今回ご紹介するのは、協和ハーモネットBRAID LANケーブルです。「BRAID」とは組紐のことですが、BRAID LAN CABLEは、組紐を取り入れたLANケーブルです。LANケーブルの表面が組紐のようになっており、多少の光沢もあります。一部のカラーバリエーションでは、シンプルな模様も入っています。

カラーバリエーションは5色で、「Harmonet Blue」(ハーモネットブルー)、「Salty Sesame」(ソルティーセサミ)、「Gray Herringbone」(グレーヘリンボーン)、「White Mica」(ホワイトマイカ)、「Active Brown」(アクティブブラウン)となっています。各カラーの写真は、図「BRAID LAN CABLEカラーバリエーション」をご覧下さい。ちょっとヘビの写真っぽくなってしまいました。

「Harmonet Blue」は、鮮やかな青一色です。「Salty Sesame」は黒地に白い規則的な四角が入っています。図「BRAID LAN CABLEカラーバリエーション」の「Salty Sesame」は、同じカラーのBRAID USB CABLEの写真ですが、ケーブル部分のデザインのを知るのには問題ありません。「Gray Herringbone」はグレーですが、なかなかの力作です。若干の光沢のためシルバーっぽくなっているだけでなく、模様も個性的で、3段階の濃さのグレー(シルバー)が規則的に並んでいます。おそらくは、2段階の濃さの繊維が規則的に組み合わされて、濃い+濃い=1番目の濃さ、薄い + 濃い = 濃い + 薄い = 2番目の濃さ、薄い + 薄い = 3番目の濃さ、という構造になっていると思われます。「White Mica」は白一色ですが、純白と言うよりは、白に近いベージュといった感じです。「Active Brown」は複雑で、茶色のベースに黒いラインと白い規則的なドットが入っています。

BRAID LAN CABLEカラーバリエーション
BRAID LAN CABLEカラーバリエーション

デザインは繊細ですが派手なものはありません。LANケーブルというものは、PC周りや部屋全体の脇役であり、それを主役にすることは通常はないことを考えれば合理的です。しかしながら、目立たないことだけを目指した水色やグレーではなく、脇役としてほどほどの存在感を持たせたデザインになっています。

仕様面を見ていきましょう。長さは1m、2m、3mの種類で、部屋全体にネットワークを整備する長さではなく、持ち運びで使ったり、机の裏から手元まで伸ばすような用途であることがわかります。性能に関しては、カテゴリー6、すなわち1Gbpsに対応しており安心です。「STRACAP」と名付けられた、紛失防止のひもで取り付けられた端子カバーを備えており、持ち運びのしやすさに良く配慮されています。

欠点は、価格と汚れやすさでしょう。ただし、価格に関してはあまり気にする必要はないかもしれません。この製品はネットワーク配線に大量に購入するものではなく、持ち運びに1つだけとか、デザインに配慮したい机やブースのために少数購入するものなので、それほど価格差が問題にはならないでしょう。通常のLANケーブルの倍近い価格ですが、そもそも絶対的な金額はそれほど大きくはありません。汚れやすさの方は気になるところです。長期間の利用で検証したわけではありませんが、繊維であれば液体がしみこんだり、ほこりが入り込んだりするのは避けにくいでしょう。また、通常のLANケーブルは雑巾で良く拭けばピカピカになりますが、繊維で覆われておりそのようにはいかないでしょう。丁寧な扱いがを心がけた方が良いかも知れません。

このBRAID LANケーブルには、USBケーブルの姉妹品があります。ただし、「Salty Sesame」の1色のみなのが残念なところです。長さは、0.5m、1m、2mと短めです。端子は、片側が、向きが中々合わないことで有名な長方形のAタイプ、もう片方が3バリエーションあり、デスクトップ機器でよく使われるBタイプ、少し小さめの機器で使われるミニBタイプ、スマートフォンでお馴染みのマイクロBタイプがあります。

今回は、異色のLANケーブル、BRAID LAN CABLEを紹介しました。組紐による個性的なデザイン、カテゴリー6の安心性能、持ち運びに適した紛失防止端子カバーなどを備えた魅力的な製品です。有線LAN環境のデザインを整えるときの有力な選択肢になるでしょう。